階層別研修の代表的な研修が「管理職研修」です。課長、もしくはその役割を担う方が対象で多くの企業で実施されています。なぜなのでしょうか。
それは、中間管理職はそれまでの一般社員とは全く違ったスキルが必要となるからです。
一般社員の中で「これは!」と見込まれて抜擢される管理職ですが、今までの業務の延長線上ではない業務が新たに追加されます。
管理職と一般社員の主な違いは①経営者視点が必要となる ②自部門だけでなく組織全体の中の「自部門」を認識する必要がある であると言えます。言葉を言い換えれば、管理職=マネージャーは組織を運営する側により重心が重くなり、組織の代表としての側面が強くなるのです。
管理職は言わば司令塔。組織全体の動きからブレイクダウンして自部門を管理運営していく人財です。環境変化に合わせて組織の動きが速くなれば、自ずと管理にもスピードが求められます。しかし管理するのは「人」。「資産」である「部下」を動かし、朝令暮改を恐れずにスピーディーに自部門のかじ取りをしていく管理職がこれからの企業に必要とされています。
このプログラムで経営幹部からの信頼を得るスキルを学んでいただきたいと思います。