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ベトナム人向けの新人研修にはどのようなプログラムが良いのか? ベトナム拠点の現地化を進めるための人材育成!まずは階層別研修から

ベトナム拠点の現地化を進めたい企業が増えています。数少ない日本人マネージャーが管理するよりも現地雇用のベトナム人を育成し、ベトナム人マネージャーに拠点を管理してもらえば拠点数を増やすことも拠点を拡大させることも容易です。

人材育成はどこからはじめたらいいのか、、まずは階層別研修からがお勧めです。
今回は階層別研修の中から新人研修3つのプログラムをご紹介します。新人研修としては3つのプログラムを全て受講いただくのが最適です。日本企業ではこの3つの内容を1日又は2日間でまとめて実施しますが、個別に受講いただけるよう3つに分けてご提案します。

新人研修3つのプログラム

ビジネスマナー

ビジネスマナーは日本文化が色濃く反映されます。日系企業で働くベトナム人にとっては必ず学んでおきたい内容です。大学等で日本語を専攻されていたりすると「ビジネスマナー」は日本人にとって大切、と知っている方が多いですが、具体的にどのようなものがビジネスマナーなのかを知らない方が多いのが現状です。

ビジネスマナーのプログラムでは、日本企業で働く社会人として知っておくべき心構えや「4つの心がけ」、「3つの原則」などの指針と「挨拶」「返事」「身だしなみ」などの具体的な行動について解説講義を行います。

ホウレンソウ

ホウレンソウでは仕事の進め方を学んでいただきます。
ホウレンソウでは報告・連絡・相談の解説講義に加え、具体的にどのように活用するのかを事例を用いてお伝えします。指示を受けたら必ず報告する、とは言え、報告も作業が完了したら報告する完了報告一回でOKと思っている方は日本人でも多いものです。日本人向けの新人研修でも必ず講義しますが、「知らなかった」「初めて分かった」「ホウレンソウってそういう事なんですね」というコメントが多く、新社会人のみならず中途入社の方にも改めて学んでいただきたい内容です。

コンプライアンス

コンプライアンスは日本の新人研修では以前よりもしっかりと伝えて欲しいとリクエストがあるプログラムです。SNSの発展と共に企業にとって違反することはリスクが大きくなってきたことが要因と考えられます。特に新人の方々のような若年層はSNSで気軽に発信することが多く、意識していない、関心が無いという方が多く、組織の一員として知っておく必要のある知識として重要性が高まっています。

特にベトナムでは日本との文化の違いから「そんなことがダメだなんて知らなかった」という事がおおくありますので、身近な事例を用いて日本企業の一員として守るべきモラルを中心に学んでいただきます。

まとめ

新人研修は多くの企業で採用されています。それは新人の方の意識を高めるためではありますが、同時に職場でのOJTの負担を軽減することにも効果があります。
何も知らないまま職場に入ると、職場の「当たり前」が分からず戸惑い、入社時のモチベーションが下がってしまうことに繋がります。

特にベトナム人にとって、日系企業で働くということは日本文化下に置かれる事です。アニメやマンガでは分からない、日本企業の仕事の進め方や常識を新人研修で学んでおくことは重要です。ぜひ新人研修をご検討ください。

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