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人事担当者は日本語能力試験JLPTをどう考えたらいいのか

外国人社員を採用しようとする時、能力を判断する物差しが必要です。特に日本語能力は気になるところでしょう。一般的にはJLPT(日本語能力試験)のN〇というレベルを目安にします。JLPTはN1が最上級レベルで、N3以上であれば日常会話は問題無いと判断できます。N2であればたいていの日本語は理解できると思われています。

「N2持ってるって履歴書に書いてあったのにこんな言葉も知らないの?」

外国人を採用した後の「あるある」です。

JLPTは日本でいうところの「英検」のように、日本語を勉強している人たちには有名な試験です。そして事実、日本語レベル=資格試験として唯一の試験と言えます。ただ問題なのは、JLPTではビジネスで使う用語はほぼ入ってこないという点です。

ベトナム人新人社員はN2やN1を持っていたとしても、職場でコミュニケーションが取れない事がよくあるのはこのためです。バイト言葉レベルは知っていますが、業務に関する用語に触れた経験は無い人がほとんどです。

N2やN3を持っていれば、日本語の素養はあるとみて問題ありません。しかし入社後は手をかけて育成をしないと、仕事に差し支えることになり、せっかく高いモチベーションがあっても、あっという間に下がってしまいます。

外国語の中で日本語は習得が最も難しいと言われます。そんな言語をN3でも持っているのは基本的に勉強熱心であることの現れです。「JLPTではビジネスで使う日本語は習ってこなかった」ことを前提に、あくまで目安とするべきです。

今、日本企業で熱望されている理系学生はJLPTでN3でも持っていれば上等です。高い素質を持った人材を、入社後育てる。それが戦力化に最短の方法です。仕事を通して必要な表現や語句、ニュアンスに慣れていくのが一番です。

多くの優秀なベトナム人学生を見てきた経験からお伝えしたいことは「JLPTのN〇に惑わされず、その他の能力やモチベーションを選定基準として重要視すること」です。

そして入社後の育成はぜひ教育総研にお任せください。

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