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新入社員フォローアップ研修って必要ですか?

4月入社の新入社員に向けたフォローアップ研修。よく聞くけど本当に要るの?にお答えします。

フォローアップ研修は要るのか?の答え

はい。「要ります」が答えです。フォローアップ研修とは、4月入社の1年目社員向けのビジネススキルの基本を再確認する内容で、10月から2月あたりに実施されることの多い研修です。4月の新入社員研修は多くの会社で行われますが、フォローアップ研修は行われることがあまりないのが現状です。
これはとても残念なことです。1年目社員は新人研修のあと、会社によって色々な道を辿ります。すぐに本配属で教育係の先輩について仕事を学ぶこともあれば、3ヶ月程度人事預かりになって色々な仕事を垣間見るということもあります。業務に必要な資格を取る勉強の期間として入社後一定期間は勉強中心という会社もあります。

夏頃に本配属になって、現場で奮闘し、あっという間に2年目になってしまっている。。という構図です。
2年目の4月に後輩が入ってきたりすると、「2年目」という看板を背負い、もう基本的な質問がしにくい状況に陥ります。わからないことは何でも聞いてね、と優しく言ってくれていた先輩にも「2年目」の意識が邪魔して何も聞けなくなります。

本配属後半年くらいになると、一通りの業務を経験したり先輩のやっていることを見ることができるので、改めて疑問や分からないことが「分かり」ます。業務の経験をしたからこそ、改めてビジネスマナーの基本を学ぶことで分からないことや不安を解消するのがフォローアップ研修の役割です。

フォローアップ研修の目的にはどんなものがあるのか

フォローアップ研修は主に以下の様な目的があります。

1、日頃の業務を改めて見直し、できていることとできていないことを自分で確認する

2、ビジネスマナーの基本を再確認し、できていることの答え合わせと、できていないことはどうしたら良いのかの答え探しを行う

3、しばらく会っていない同期同士の絆を深め、仲間意識を高める

特に3についてが重要です。同じ状況にある仲間と久しぶりに話し、困ったことを言い合い、友好を深めることは早期離職の防止にも非常に効果があります。

早期離職してしまう若手社員は何も文句を言わず、ある日突然退職願を出します。こういった行動に出てしまう若手社員は「相談」というステップが無いのが特徴です。日々先輩社員が声をかけても、上司が面談しても自分の考えを話しません。自己完結してしまいます。相談したところで分かってもらえない、自分のことは自分が一番よく分かっている、プライベートに関することまで話す必要はない、という心理になる様です。これは、早期退職する若手社員にも、採用した企業側にもどちらにも残念なことです。

その様な状況になることを防止するためにも、気心が知れている同年代、同期入社の仲間同士でコミュニケーションを取る機会を提供することは効果が期待できます。

フォローアップ研修でビジネススキルの他にお勧めする内容

フォローアップをする時期とは、2年目に入る前です。この時期は一通り仕事を経験して2週目に入り、いわゆる中弛みが起こります。緊張感が和らぎ(薄らぎ?)、職場にも慣れてきます。職場の諸先輩方との関係性もできてきて自分なりに仕事ができてきたなぁと思います。中には、「仕事なんてこんなもんか」「これがずっと続くのか」と斜に構えてしまう若手も現れます。

そんな時期には新しい目標設定が効果的です。

1年目の目標は「立派な社会人になる」と多くの新入社員が宣言します。立派な社会人とはどんな人ですか?と新入社員研修で突っ込むと(すみません)仕事ができて、先輩方に頼りにしてもらえる、仕事を任せてもらえる、などなど「立派な」答えが聞かれます。それは数年後の抽象的な目標です。緊張感の薄れと共に日々の仕事に追われて、そのような目標について落ち着いて考える時間を持つことはあまりないと思います。

そこで、フォローアップ研修で自分ができると思える目標を設定することをお勧めします。

自己効力感が大切

自分ができると思えなければ大抵のことはできません。言い換えれば、「自分ができると思うことは大抵の場合実現できる」ということです。成長にはちょっと頑張ればできそうなストレッチした目標を細かく立てることが役立ちます。それは、小さな成功体験を数多く設定するということです。

2年目に入る前に、これならできそうと思える3年先あたりの目標を設定することがお勧めです。今の環境変化の激しい時代に5年先10年先は想像したとしても絵に描いた餅です。3年後だと身近な先輩を参考にすることもできますし、自分の未来も描くことができます。

自分ができると思える目標設定を行い、自己効力感を高める様な機会作りにフォローアップ研修を役立たせてみてはいかがでしょうか。

フォローアップ研修のお勧めプログラム

教育総研ではフォローアップ研修のプログラム案として以下の様なものをご提供しております。
このプログラムでは自己肯定感を高めながらモチベーションを上げるマンダラチャートワークを取り入れています。最後にはまとめとしてピータードラッカーの名言「「未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ」を引用し、先の見えない環境下でも自分で歩んでいくことへエールを送り締めくくります。

 

まとめ

今回はフォローアップ研修についてお伝えしました。何事も導入時が肝心です。3年離職率が高止まりしている今、入社後3年は手厚くしっかりと育成することが重要です。以前よりも育成に時間がかかるとのお悩みもよく聞かれますが、その通りです。ただ、時間をかけて初期の育成をすれば責任感も強く、コミュニティーへの情も熱い傾向がある若手社員が力を大いに発揮し、組織の期待に応えてくれると感じています。

フォローアップ研修に関するお問い合わせをお待ちしております。お気軽にご相談ください。

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